Outlook向けのRSS/Atomフィードツール「Blogbot」がオープンソースに(2/2 ページ)
Outlook向けにRSS/Atomフィードを行うアドインツール「Blogbot」がオープンソース化された。
現在、Windows上でブログを取り込む方法は数多く存在する。その1つはポータルを通じたアプローチだ。Microsoftでは「start.com」というポータルサイトを実験中だ。一方、Yahoo!では自社のポータルページからRSSを提供している。
IE 7やOperaなど、RSSをサポートするブラウザもある。また、ユーザーのデスクトップにインストールするタイプのニュースリーダーも存在する。この種のニュースリーダーで最も一般的なのがスタンドアロン型だが、Blogbotや「Newsgator」などはOutlookにプラグインする方式だ。
「ニュースリーダー分野の細分化は、競争が激しいことを意味する」とウィルコックス氏は指摘する。現在の状況は、ホームページ/Webサイト/電子メール作成用のツールが乱立したインターネット初期の時代を想起させるという。
「エキサイティングな状況だ」と同氏。
Blogbotのコードは、SourceForge.net上で公開されている。
Blogbotは、人気の高い無償のWebフィードアグリゲーター「Bloglines」を使用しており、BlogbotとBloglinesをシンクロナイズすることもできる。
当初18ドルで提供されていたBlogbotは現在、シェアウェアとしての試用制限なしでダウンロードできる。
BlogbotのWebサイトによると、次にオープンソース化を予定しているツールは、「Blogbot Lite」のIEサイドバー用コードだという。Blogbot LiteはIE用のプラグインで、直接IEのサイドバーにRSS/ATOMフィードを配信する。
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