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旅行業界向け電子商取引標準「TravelXML 1.4」勧告案公開、決済処理までカバー

日本旅行業協会とXMLコンソーシアムは、旅行業界向けのBtoB電子商取引標準規格の新バージョン「TravelXML 1.4」の勧告案を公開した。

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 日本旅行業協会とXMLコンソーシアムは10月27日、旅行業界向けのBtoB電子商取引標準規格の新バージョン「TravelXML 1.4」の勧告案をまとめ、パブリックレビューを開始した。

 TravelXMLは、国内外の宿泊施設やツアーオペレータ、旅行業者をリアルタイムに結び、旅行商品に関する情報の提供や注文、決済といった一連の処理をXMLベースで行えるようにするための規格だ。旅行会社が個別にEDI仕様を定義する場合に比べ、システムの効率化による業務スピードの向上とコストダウン、サービス向上を図ることが目的で、これまでにITベンダー20社が対応製品やサービスの提供を表明している。

 新バージョンでは、TravelXML 1.3に含まれるすべての取引仕様に対応したXML Schemaが開発された。国内旅館/ホテルとの在庫照会や予約だけでなく、国内外パッケージツアーの在庫照会や予約、決済、施設情報やタリフ情報、商品情報などの通知についてもカバーされる。

 日本旅行業協会とXMLコンソーシアムは11月28日まで、TravelXML 1.4に対するパブリックコメントを募集している。

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