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中堅向けサーバ市場は各社が団子レース、抜け出すためのキーワードはWindows NT ?:チャネル再考の必要も(2/3 ページ)
調査に回答した中堅企業の半数強である53.1%が、サーバ導入を検討/計画/考慮している。だがメーカー別に見ると、かつてほどブランドにかかわらないシェア状況だ。今後の打開策を探る。
現行システムの問題解消、サーバ変更と同時にOSアップグレードという要因
導入予定の要因は、「システムの入れ替え(現システムは問題が多い)」が最も多く、29.8%を占めた。低価格化、スペック不足などの要因もあり、現状のシステムに問題があると考える企業が多いことが分かる。
それに次いで、「Windows NT 4.0から最新OSへのアップグレード」で28.6%が要因としている。次いで「全社をネットワークでリンクしたシステム構築」が27.4%と続く。
逆に低いのが、「直接販売・営業に役立つ」「経営の意思決定に役立つ」「CRM活用」などの戦略的な活用を目的とした導入要因だ。(図2)
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