SQL Server 2005とVisual Studio 2005の日本語版提供開始は12月15日:The Microsoft Conference 2005 Report
マイクロソフトは11月17日、SQL Server 2005とVisual Studio 2005の日本語版が12月15日に開発を完了し、Webダウンロードを開始できると発表した。
マイクロソフトは11月17日、「Microsoft SQL Server 2005」日本語版、および「Microsoft Visual Studio 2005」日本語版の開発が12月15日までに完了することを明らかにした。両製品は開発が完了次第、Visual Studio with MSDN Subscriptionの会員向けにWebダウンロードで提供が開始されるという。
ビジネスの要求に迅速かつ柔軟に対応できる企業システムが求められる中、マイクロソフトでは設計、開発から展開、運用に至るITライフサイクル全体の効率化を目指し、SQL Server 2005とVisual Studio 2005を密接に連携可能な製品として開発してきた。
同社では、SQL Server 2005とVisual Studio 2005は.NET Framework 2.0を基盤に統合されており、エンタープライズアプリケーション開発における生産性を大幅に向上できるとしている。
なお、Visual Studio with MSDN Subscriptionで提供される両製品は、設計、開発、テストおよびデモンストレーション用で、実際に運用するには、別途SQL Server 2005日本語版を購入する必要があるという。
SQL Server 2005日本語版およびVisual Studio 2005日本語版のボリューム ライセンスおよびパッケージでの製品発売は、2006年2月から。また、Visual Studio 2005 Team Foundation ServerおよびBizTalk Server 2006については、2006年前半の完成を目標に開発が進められているという。
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