Novell、Linuxアプリセキュリティ強化の新プロジェクト

NovellはLinuxアプリケーションのセキュリティ強化を図る新しいオープンソースプロジェクト「AppArmor」を発表した。

[ITmedia]

　米Novellは1月10日、Linuxアプリケーションのセキュリティ強化を図る新しいオープンソースプロジェクト「AppArmor」を発表した。

　AppArmorは2005年に買収したImmunixの技術がベースとなっている。使いやすい設定・モニタリングツールを提供し、Linux OSとタイトに統合。Linuxアプリケーションの脆弱性を突いた不正侵入などの攻撃からデータを保護する。導入は短時間ででき、高度なLinuxやセキュリティの知識を持った専門家がいなくても、コスト効率良くメンテナンスが可能だとしている。

　AppArmorのコアコンポーネントはGNU General Public License（GPL）のオープンソースライセンスの下で提供。NovellのSUSE Linux 10.0およびSUSE Linux Enterprise Server 9 Service Pack 3（SP3）とともに出荷を開始している。