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Cellプロセッサ搭載コンピュータが登場

Mercury Computer Systemsの「Cell Technology Evaluation Systems」は、PS3に採用されるCellプロセッサを搭載している。

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 米Mercury Computer Systemsは1月10日、プレイステーション 3(PS3)に搭載されるCellプロセッサを採用した初のコンピュータ「Cell Technology Evaluation System(CTES)」を出荷したことを発表した。

 CTESはMercuryが昨年10月に発表した「Dual Cell-Based Blade」をベースに、IBMの「Cell Broadband Engine(BE)」プロセッサ、Intel Architecture開発・シミュレーション環境を備え、オープンソースの「Cell Technology」ソフトをプリインストールしたシステムだ。このシステムを使えば、Cell BEベースのソリューションを評価し、防衛や医療などの高度なアプリケーションのプロトタイプを作成できるとMercuryは説明している。


Cellプロセッサ

 CTESには、Cell BEプロセッサ内のデータの動きを最適化するMercuryのソフト、同社が特許を持つ冷却技術、システム・オン・チップ(SoC)管理ソフトなどが搭載され、Terra Soft Solutionsのネットブート対応Y-HPC Linuxも統合されている。


Dual Cell-Based Blade

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