NetSuite、新プログラムでSalesforceを猛追(2/2 ページ)
オンデマンドERPおよびCRMを提供するNetSuiteは、新たな「NetFlex Applications Program」を発表、IT産業界の寵児となったSalesforce.comを激しく追い上げる。
NetFlexプラットフォーム自体は、新しいものではない。第1版は2005年に発表されており、3つの基本的な機能を備えていた。3つの機能とは、NetSuiteに新たなテーブルやカスタムテーブルのサポートを追加するためのカスタマイゼーション機能、インテグレーションに利用するWebサービスプラットフォーム、同じくインテグレーションに利用する高度なシンタックス指向プロトコルを提供するXMLプラットフォームである。
NetSuiteは、NetFlex Applications Programを運用することで、同プラットフォームのXMLコンポーネントを徐々に減らし、SOAP(Simple Object Access Protocol)のAPIを活用するWebサービスに移行して、NetSuiteの機能性を拡充させようとしている。
「より標準準拠度の高いWebサービスを利用するパートナーは増えている」とピーリス氏は言う。
「今では多くの開発者が、Webサービスをどう扱えばいいか、従来の需要にどうテコ入れしていけばいいかを理解している」(ピーリス氏)
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