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インテル® Itanium® 2 プロセッサ×HP Integrity特別対談“過去”からの脱却──エンタープライズ・サーバー選択の新常識(3/3 ページ)

1994年、Hewlett-Packard(HP)とIntelが共同で開発を始めたアーキテクチャ「EPIC」(Explicitly Parallel Instruction Computing:明示的並列命令コンピューティング技術)をベースとしたインテル® Itanium® プロセッサも世代を追って性能と完成度が高まり、今やItanium® 2 プロセッサ搭載システムの出荷金額は、RISC搭載システムのそれを凌駕する。2006年には、Itanium® プロセッサ ファミリでは初めてとなるデュアルコアプロセッサも登場し、HPの「3 OS戦略」や「仮想化技術」などがその性能をさらに引き出す。日本HPでエンタープライズ事業を統括する松本芳武執行役員とインテルでマーケティングを統括する阿部剛士本部長に話を聞いた。

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2006年、日本のIT投資も攻めに

ITmedia 2006年はどのような年になるでしょうか。

阿部 インテル® Itanium® 2 プロセッサは2001年の発表以来、4年半にわたって改良が重ねられてきました。インテルとしては2006年をエポックメイキングな年にしたいし、なるだろうと期待しています。インテル® Itanium® 2 プロセッサのエコシステムも整いつつあります。次世代のインテル® Itanium® 2 プロセッサ(開発コード名:Montecito)という、インテル® Itanium® プロセッサ・ファミリでは初めてとなるデュアルコアプロセッサが登場し、従来のプロセッサに比べてさらなるパフォーマンスの向上を実現しています。それと同時に、プロセッサ上でより柔軟なシステムを構築するために、インテル® バーチャライゼーション・テクノロジという「仮想化」の技術をプロセッサ・レベルでサポートする機能を実装することにより、さらに柔軟で、かつ可用性の高いソリューションを提供していく予定です。

 インテル® Itanium® 2 プロセッサの世代がまた一つ上がるといってもいいでしょう。2005年もインテル® Itanium® 2 プロセッサにとっては記念すべき年でしたが、2006年はさらに上をいくエポックメイキングな年になると思います。日本HPをはじめとする日本のハードウェアメーカーの協力を得ながら、インテル® Itanium® 2 プロセッサの普及に弾みを付けていきたいと考えています。

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松本 2006年は、経済環境の改善もかなり期待できると思います。それを背景に、日本のIT投資も攻めに転じるのではないでしょうか。ただ、投資効果は厳しく求められますので、まさしくインテル® Itanium® 2 プロセッサ搭載HP Integrityサーバのような、性能が高く、かつ信頼性も高く、そして仮想化技術のような将来の技術が盛り込まれたサーバには大きなチャンスがあると思います。

 また、西暦2000年問題でシステムを更改したあと、不幸にも経済環境が良くなかったため、企業はずっと使い続けてきています。2006年にはそのシステム更改が必要になってきます。

 これらがあいまって、われわれも積極的に事業展開できますし、顧客と課題解決に向けて一緒に歩み出せる年になると期待しています。

阿部 今回、インテル® Itanium® 2 プロセッサがHP Integrity BL60pブレード型サーバに搭載されましたが、ブレードは顧客の選択肢を拡げるという点で非常に重要な意味を持っています。かつてインテルは、動作クロック数にこだわり、発熱の問題を抱えてしまいましたが、2006年以降は消費電力当たりの性能も2倍、3倍に高めていきます。それは可用性にも効いてきます。ブレードサーバのラインアップがさらに増えるような努力を絶え間なく続けていきます。

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提供:インテル株式会社、日本ヒューレット・パッカード株式会社
制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2006年6月30日

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