セキュリティベンダーのMcAfee、Symantec、Trend Micro、ICSA Labs、Thompson Cyber Security Labsが1月30日、スパイウェア対策技術の評価基準を策定するための業界団体を設立した。
この団体は、サードパーティーが利用できる評価基準と標準的な共通のテストサンプルを策定する。これにより、顧客は十分な情報に基づいてスパイウェア対策技術を比較し、導入を決定できるようになると各社は述べている。
加盟各社は今後、ウイルス対策において共通の命名規則やベストプラクティスなどで協力してきた経験を生かし、取り組みを進めていく。スパイウェアの定義はスパイウェア対策団体Anti-Spyware Coalition(ASC)が策定したものを使用し、ASCと協力していくという。
この団体のテスト手法とベストプラクティスはwww.spywaretesting.orgに掲載されている。
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