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SOX法も視野に、Sun Java System Identity Manager 6.0 日本語版が出荷
企業の内部統制導入と運用を実現するアイデンティティ管理基盤ソフトウェアの新版をサンが出荷開始。
サン・マイクロシステムズは9日、企業の内部統制導入と運用を実現するアイデンティティ管理基盤ソフトウェア「Sun Java System Identity Manager 6.0 日本語版」の出荷開始を発表した。
この製品は、日本版SOX法施行も視野に入れたものであり、個人情報保護、エンタープライズにおける各種システムの一貫したアイデンティティ管理要求に対応できる。既存システムの変更を最低限に抑え、安全性と運用性を目的とするアイデンティティ管理を可能にするという。
今回リリースされた新版では、従来バージョンに比べて異機種環境の導入を容易にするための新たなリソースアダプタの追加、コンプライアンスレベルを高めるための機能強化が図られている。新たなトピックは次の通り。
- 新たなナビゲーションタブを備えたユーザーインタフェースを採用
- システムログ、監査ログ機能の強化
- リソースアダプタの追加(JMS:Java Message Serviceアダプタ、Generic Gatewayスクリプトアダプタ、Sun Java Messaging Server及びCalendar Server、SuSE Enterprise 9アダプタ)
- Novell SuSE Linux Enterprise Server 9 SP1のサポート
- アプリケーションサーバWebsphere 6のサポート
- Active Syncプロセス間に障害が発生した場合、代替ドメインコントローラのフェイルオーバー機能をサポート
- BPE(ビジネスプロセスエディタ)の機能強化
- 承認のデジタル署名をサポート
対応するプラットフォームは、従来からのSolarisを始め、AIX、HP-UX、Windows Server、Red Hat Enterprise Linuxに加え、今回はSuSE Linuxが追加された。
価格は、3000人で利用するケースを想定したものとして984万5000円が設定されている。
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