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脱Accessがテーマ――中堅・中小企業に売り込むデルとマイクロソフト(2/2 ページ)
デルが「PowerEdge」シリーズにSQL Server 2005同梱モデルを新たに提供することを明らかにした。中堅・中小企業市場に訪れているリプレース需要を見込み、大手ベンダーが本格的な売り込みを始めようとしている。
まだまだ存在するNTユーザーもカギに
一方で、多くの中堅・中小企業が依然としてWindows NTを利用しているという話もあり(関連記事)、裏を返せば中堅・中小企業は現在、2000年問題以後のITプラットフォームリプレース期を迎えているともいえる。
デルが提供するサーバマシンは、最も売れ筋という「PowerEdge」シリーズだ。デルモデルによる価格面の優位性のほかに、すべての製品でインテルのデュアルコアに対応していることなどがハードウェアとしての特徴だ。
さらに、今回の取り組みでは「ワンストップサービス」がキーワードだという。オンラインからサーバを購入できるだけでなく、DPS(Dell Professional Services)によって、インストール、トラブルシューティング、パフォーマンスチューニング、ボトルネックの解析といった専門的なサービスを受けることができる点が強調されている。
デルとマイクロソフトが中堅・中小企業に向けて新たな取り組みを始めることで、今後この市場に向けたベンダーの取り組みが活発化することが予想される。
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