Microsoft、Windowsの新責任者にOfficeのベテラン起用
Windows Vistaの延期を受けて報じられていた通り、Windows/Windows Live事業部の責任者にOfficeのベテラン、シノフスキー氏が任命された。オールチン氏は部門責任者にとどまる。
米Microsoftは3月23日、プラットフォーム/サービス部門(PSD)の再編を発表し、Windows/Windows Live事業部の責任者にスティーブン・シノフスキー氏を任命した。ジム・オールチン氏は予定通り、来年の退任までPSDの共同責任者にとどまる。
PSDは8事業部制となり、Windows/Windows Live事業部のほか、Windows Vistaを手掛けるCore Operating System Division(COSD)、Windows Client Marketing、Developer/Platform Evangelism、Server/Tools Business、および新事業部としてWindows Live Platform、Online Business、Market Expansionを設置する。
シノフスキー氏は長年Office開発を手掛けてきたベテラン。今後はWindows/Windows Live事業部の上級副社長として、Windowsの将来バージョンの遂行に当たる。さらに、CTOのレイ・オジー氏、ブレーク・アービング氏と連携して、部門横断的・全社的なサービス戦略をサポートする。
オールチン氏はWindows Vistaのリリースに向け、COSD責任者のブライアン・バレンタイン氏と密接に協力する。マイク・ナッシュ氏はCOSDのセキュリティ責任者の座を退き、ベン・ファシ氏が後任に就任。ナッシュ氏はMicrosoft社内で新しい役職に就くが、役職名はまだ発表されていない。
今回の部門再編は、WindowsとMSN資産をMicrosoftの全体的なLive戦略に沿ったものにすることが目的だとMicrosoftは説明している。
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