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スカイプアウトで「24時間戦う」出張術(2/3 ページ)

「24時間戦えますか」というCMがバブル期にあったが、それ以降初めて本格的な景気回復局面を迎えた。そこで「スカイプアウト」を挙げながら、21世紀版ビジネスマンの出張術を考えてみたい。

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オフラインでできることをやり切る

 だが、スカイプアウトを使うといっても、顧客と打ち合わせするための資料がなければ逆効果になってしまう。それにはやはり、事前準備が必要になる。そこで勧めたいのが飛行機で仕事をすることである。

 今となっては、飛行機は最も生産性が上がる仕事場かもしれない。電話が掛かってきたり、電子メールで即座の対応を求められたりすることがない。ビジネスマンに残された最後のオフライン空間なのである。もちろん、一部の航空会社ではインターネット接続サービスを提供しているが、これは見て見ぬふりをしたい。なぜなら、オフライン環境で「仕事モード」に入ることができた場合、多くの人が自ら驚くほどの高い生産性を上げられると想像できるからだ。

 たまった作業を一気に片付けたり、企画書を作ったり、アポイントメールを作成したりなど、オフラインでできることをできる限りまとめて済ませてしまう。これだけで、出張期間を効率的に乗り切る準備が整ってしまうかもしれない。それほど貴重な作業場なのである。

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