エキサイトは4月26日、Web上で貼り付け可能な個人の名刺アイテム「エキサイトネームカード」のサービスを開始した。エキサイトIDがあれば無料利用ができる。
エキサイトネームカードは、ユーザーが入力したプロフィールを名刺風のテンプレートで画像ファイル化し、ブログやWebサイトに貼り付けるためのHTMLタグを出力するサービス。貼り付けるブログは、エキサイトブログ以外のサービスも利用可能となっている。また、この名刺風の画像には、専用のプロフィールページへのリンクが張られる。
専用プロフィールページには、ユーザーのニックネームや写真などといったプロフィールに加え、好きな音楽やライフスタイルなどのキーワードなどを表示。また、エキサイトブログも含む、自分のブログの最新エントリーも表示できる。他社ブログに関しては、RSSフィードを登録することで表示されるようになっている。プロフィールは詳細に設定が可能だが、公開・非公開はユーザーが行うことになる。このため、項目の公開には注意が必要とアナウンスされており、標準ではほとんどの項目が非公開となっている。
エキサイトネームカードで大きな特徴は、ユーザー同士のコミュニティーをキーワードを通して自動的に作成する点にある。
好きな音楽など入力したキーワードは、「フォーラム」というコミュニティ(会議室)につながり、同じキーワードを登録したユーザーとコミュニケーションをとれることが可能になっている。
また、今回のサービスによってエキサイトブログでも導入されたタグクラウドと同じく、つながることが可能となった。友達となったユーザーの間では「名刺交換」が可能であり、個人のメールアドレスを介さずに私書箱を利用したメッセージのやり取りができる。
現在は、キーワード、友達リスト、マイブログ最新エントリーしか備えていないが、今後も新たなコンポーネントを追加していく予定だという。なお、4月27日より表示予定となるのが「アクセス解析」機能。この機能を利用することで、名刺を貼ったサイトのページビューや、リファラー情報を知ることができるという。
同社は、エキサイトネームカードを個人の活動の拠点となるサービスを目指すとしている。
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