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Exchange Serverのメールトラフィックを高速配信「Tapestry WAFS」ホワイトペーパー

ブロケード コミュニケーションズ システムズの「Tapestry WAFS」のオプション機能「Exchange Services」は、Microsoft Exchang Serverを用いた大規模なメール環境におけるトラフィックを効率化する。

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 Microsoft Exchange Serverは、大規模なメール環境を構築している多数の企業で使われている。WANのような分散環境でExchange Serverを使用する場合に問題となるのは、クライアントのOutlookとExchange Serverの間で非効率な配信が多数発生することと、ブランチオフィスに設置したExchange Serverの運用コストの増大である。例えば、OutlookとExchange Serverの間では同期処理が行われるため、1回の送信で何度もの通信処理が発生してしまう。また、OutlookとExchange Serverのデータ転送単位は8〜16キロバイトであるため、ラウンドトリップが多数発生することになる。

 これらの問題に対処するには、ブロケード コミュニケーションズ システムズの「Tapestry WAFS(Wide Area File Services)」のオプション機能「Exchange Services」が有効だ。Tapestry WAFSは、WAN回線経由のファイルアクセスを高速化する製品だ。そのオプション機能のExchange Servicesは、Exchangeトラフィックを最適化し、遅延を低減する。例えば、多数のクライアントに添付ファイル付きのメールが送信された場合、各ブランチオフィスに1回のみ送信するといった機能や、WAN帯域を圧縮する機能もある。

 Exchange Services機能を用いれば、非効率な通信がなくなり、高速にメール配信できるようになるため、各ブランチオフィスにExchange Serverを設置する必要がなくなり、運用コストも軽減できる。

 ここでは、Tapestry WAFSのExchange Servicesの機能、メール運用環境の最適化について解説する。

 このホワイトペーパー(英文)のダウンロードは、下記リンクから。

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