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NEC、RiverbedのOEMを受けWAN最適化アプライアンスを発売
NECは米RiverbedのOEMライセンスを受け、リモートオフィスからのファイルアクセスを高速化するアプライアンス製品「WanBooster」シリーズの販売を開始する。
NECは6月6日、リモートオフィスからのファイルアクセスを高速化するアプライアンス製品「WanBooster」シリーズの販売を開始することを発表した。
WanBoosterシリーズは、IP-VPNや広域イーサネット、インターネットVPNといったWAN回線経由のアクセスを高速化し、ストレスなく利用できるようにするWAN最適化アプライアンス。米Riberbed TechnologyとのOEM契約に基づき、同社の専用OS「Riverbed Optimization System」(RiOS)をNECのサーバ技術と組み合わせて提供される。
同シリーズでは、Riverbead独自のテクノロジを用い、データのキャッシュ/圧縮やTCPウィンドウサイズの調整、CIFSなどのファイルアクセス婦トロコルの最適化を通じてクライアントとサーバ間のやり取りを減少させ、WANアクセスの高速化を実現する。
WanBoosterシリーズの価格は200万円から。NECでは同シリーズをNGNに向けたネットワーク製品の1つとして位置付け、8月1日より出荷を開始する。
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