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第1回:Debian GNU/Linux のインストール(その1)Debian GNU/Linuxではじめるサーバ構築(5/5 ページ)

この連載は、現在Windows サーバの管理をしているがLinuxには触ったことがなかった方や、これからLinuxサーバを構築したいけどまったくわからないから心配で手を出せない、といった方を対象に、実際にサーバの構築を行いながら基本的な内容から実用的な設定方法までを学んでいきます。まずは、テーマを「Linuxのインストール」として、サーバを構築していくための準備を始めます。

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GRUBのインストール

 Linuxでは一般的なブートローダのGRUB をインストールします。これはデフォルトではマスターブートレコードへインストールされます。そのために別のOSと混在している環境の場合には注意が必要ですが、今回は純粋なLinux環境を構築していますので“はい”を選択して[ENTER]で決定します。

 Windowsではブートローダ(NTLoader)を意識することはほとんど無いと思います。しかしLinuxでは起動する際、最初に動作するプログラムです。以前は「lilo」が標準で使用されていましたが、最近は「GRUB」に移行してきました。このブートローダによって起動するLinuxを選択できますので、使い方によっては複数のLinuxを管理できます。

 このあと、基本システムのインストールが実行されるので、しばらく時間がかかる場合があります。

インストール完了

 この画面が表示されていれば、基本システムのインストールは完了です。しかし、まだ設定が残っています。CD-ROMなどのインストール時に使用していたメディアを取り除いてから“続ける”を選択します。

 今回は、基本のインストールまでを説明しました。次回はインストール直後の各種設定について、解説したいと思います。

このコンテンツはサーバセレクト2006年6月号に掲載されたものを再編集したものです。


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