米Intelが、メディア/シグナリング部門をメディアプロセッシングの米Eicon Networksに売却することが明らかになった。両社が8月9日に発表したもので、今後4〜6週間で手続きが完了する見通し。売却金額は公表されていない。
今回の売却には、Intel Dialogicの製品ライン、Host Media Processing(HMP)ソフトウェアと同ソフト対応ブレードや、SS7、PBX関連のソリューションなどが含まれる。一方、Advanced Telecom Computing Architecture(ATCA)、CompactPCIなどの通信機器メーカー向け製品ラインは、従来通りIntelが事業を行う。
Intelはこの売却でさらなる経営資源の集中を目指し、Eiconは、既存のメディアプロセッシング事業の強化を図る。Eiconは、この事業買収に伴う資金を、ベンチャーキャピタル2社から調達すると発表している。
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