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ココを理解すれば近道な「Ajaxフレームワーク」:Web 2.0で変わるWebプログラミングの常識(4/5 ページ)
AjaxをWebアプリケーションに取り入れるには、デファクトスタンダードなフレームワークを利用するのがよい。基礎を理解すると、さまざまな応用例が考えられるはずだ。
HTMLへの流し込みとJSON評価
prototype.jsでは、このようにAjax.Requestオブジェクトを使ってAjax通信するのが基本だが、ほかにもAjax操作を簡単にする機能が提供されている。
1. Ajax.Updaterを使った流し込み
Ajaxアプリケーションの構成によっては、サーバ側のプログラムがXMLデータを返すのではなく、直接ユーザーへと出力するHTMLを返すこともある。そのような場合に便利なのが、Ajax.Updaterオブジェクトを使った呼び出し方法だ。
Ajax.UpdaterはAjax.Requestから継承したクラスであり、サーバから得られたHTMLデータを特定のid値をもつ要素へと差し込む処理を実現する。
実際にAjax.Updaterを使った例を見てみよう。例えば、サーバサイドのプログラムとして、次のように結果をHTMLで返すものがあるとしよう。
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このような出力プログラムがある場合、Ajax.Updaterを使うと、リスト7のようにして、その結果をdiv要素へと挿入できる。
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