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SOA成功へのステップ動き出したSOAのいま(4/5 ページ)

Googleで検索すると「SOA」で1億2100万件、「Service Oriented Architecture」でも8490万件がヒットする。流行の「Web2.0」でもヒット数は3500万件にとどまっており、ここからも、SOAがいかに関心を集めるキーワードであるかが分かる。

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米国ではすでに39%の企業がSOAを利用

 国内においては、まだ現実感も薄く、利用実績の少ないSOAではあるが、欧米の状況はどうなのであろうか。

 ITRの戦略パートナーである米Forrester Researchが2005年の11月に欧米の従業員1000名以上の企業を対象に行った調査によると、39%の企業がすでにSOAを利用していると答えている。また、14%が今後1年以内にSOAを利用する予定と回答した。

 この結果から見ると、欧米ではSOAの有効性がすでに認められ、採用が進んでいることが分かる。欧米企業は、ビジネス環境の変化への迅速な対応力を早くから重視し、それを実現するためのシステム構築にも取り組んできたことが、この結果につながったとみられる。現在、日本企業も同様の問題に直面しており、今後SOAの利用が拡大することが見込まれる。

 実際にSOAでシステム構築を行う際の手順としては、まずEA(エンタープライズ・アーキテクチャー)によって情報システムに関する全社レベルの整理を行うことからはじめる。

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