フィンランドのセキュリティ企業F-Secureは9月11日、電子メールワームWarezov(Stration)の新しい亜種を発見したと報告した。
このワームは、文字化け警告を装ったメールに自身を添付して送付し、自己増殖を試みる。本文には英語で「メッセージが文字化けで表示できなかったため、バイナリ形式の添付ファイルとして送信されました」と書かれており、「doc.txt.pif」というファイルが添付されている。この添付ファイルを実行すると、文字化けしたテキストファイルが「おとり」として表示されるが、実際は、裏でインターネットから不正なプログラムをダウンロードするという。
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F-Secureは9月10日、電子メールワームWarezov(Stration)の新しい亜種を発見したと報告した。感染を警告する電子メールに「アップデート」と称するファイルを添付、インストールするよう受信者に指示する。
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