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2005年夏に猛威をふるったZotobワーム作成者に判決
CNNやNew York Timesなどのメディアサイトも被害を受けたワームを作成した被告に、懲役2年と1年が言い渡された。
セキュリティ企業の英Sophosによると、2005年に流行したワーム「Zotob」の作成に関与した被告2人に、モロッコでそれぞれ懲役2年と1年の判決が言い渡された。2人は判決を不服として、控訴すると見られている。
ZotobはWindowsの脆弱性(MS05-039)を利用して感染するワームで、2005年8月に流行。CNNやNew York Times、ABC、Financial Timesなどのメディア各社に被害をもたらした。Sophosでは、被告の1人はZotob以外にも、20以上のマルウェアの作成にも関与していると見ている。
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