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NEC、JBoss上で稼働する運用基盤ミドルウェアをリリース
NECは9月15日、JBoss上で動作する運用基盤ミドルウェア「DiosaGlobe MCOne ver4.7」を販売開始した。
NECは9月15日、オープンソースのアプリケーションサーバJBossに対応した運用基盤ミドルウェア「DiosaGlobe MCOne ver4.7」の販売を開始した。
MCOneは、BEA WebLogic ServerやActiveGlobe WebOTXなどのJ2EEアプリケーションサーバ上で稼働する業務構築・運用基盤ミドルウェア。最新版となるバージョン4.7では、新たにJBoss Application Server 4.04に対応した。
新版の特徴は、(1)業務デプロイメント管理機能である「MCOne Biz Deployment」と(2)アプリケーション障害解析機能である「MCOne Biz Trace」。(1)は、人為的なミスが起こりやすいアプリケーションサーバへの配布や登録を業務単位の運用で簡易化する機能で、複数のサーバに分散するアプリの整合性を保ちながらその置換を可能にする。(2)は、アプリの障害解析に必要な情報をトレースする機能。プログラムを修正する必要なく、システム本番稼働中でもトレース情報を採取することができる。
Biz Deploymentの価格は税込で35万7000円から。Biz Traceの価格は税込で13万9650円から。同社は今後3年間で3500システムの販売を見込む。
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