MS、パートナープロダクトに対してMS製品への移行や新規対応を支援する技術支援プログラムを提供開始
マイクロソフトはパートナー各社のソフトウェアパッケージやソリューションに、同社の技術や製品を採用してもらうための大規模な技術支援プログラムを提供する。
マイクロソフトは、各種のソフトウェアパッケージやITソリューションを提供するパートナーに対して、マイクロソフト製品へのマイグレーション、新規での対応、および検証を行うための支援プログラム「Application Platform Program(アプリケーション プラットフォーム プログラム)」を、10月2日から開始する。
マイクロソフトは同社の調布技術センターに、移行や検証を行うための大規模な施設を設置し、同施設での対応を行うためのツールや技術情報をパートナーに対して提供する。マイクロソフトによると、2007年6月までに、100の製品もしくはソリューションが同社製品への移行、および対応を予定しているという。
このプログラムは、従来から提供中のSQL Server 2000およびOracleなどの他社製データベース製品からSQL Serverへの移行を支援する「SQL Server 2005マイグレーションラボ」を拡張するもので、データベースへの対応支援にとどまらず、 .Net Framework製品やBizTalk Serverのアプリケーション プラットフォーム製品、Office System製品、そのほかの製品を含めたトータルでの支援を実施する。
従来からの製品対応への技術支援に加え、ビジネスアプリケーション ソフトウェアの開発企画段階を重視し、その時点で必要となるマイクロソフト製品への移行や新規対応に関するトレーニング、移行ツール、技術情報、プログラミング技法、ハードウェアを利用した検証などを1つのパーッケージとして提供する。これによりパートナーは、製品の開発段階でマイクロソフト製品との効果的な組合せや活用方法などを事前に検討でき、効率的に製品開発を行うことが可能となる。
対象となる製品は以下のとおり(予定含む)。
- SQL Server 2005/SQL Server 2005 Express Edition
- Visual Studio 2005/.Net Framework
- Active Directory
- Windows Server 2003(32ビットおよび64ビット)
- BizTalk Server 2006
- Exchange Server/SharePoint Server
- Windows Vista
- Windows Server “Longhorn”
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