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NEC、4Gbps FC対応のエントリ向けディスクストレージ
NECは、4Gbpsファイバチャネルに対応したエントリ向けディスクストレージ「iStorage S550」の販売を開始した。これにより、iStorage Sシリーズすべてが4Gbpsファイバチャネルに対応した。
NECは10月16日、4Gbpsファイバチャネルに対応したエントリ向けディスクストレージ「iStorage S550」および、バックアップ・アーカイブ専用ストレージ「iStorage S1850AT」の販売を開始した。これにより、iStorage Sシリーズすべてが4Gbpsファイバチャネルに対応した。
S550は、HDDを60基まで搭載し容量21.1Tバイトまで拡張できるディスクアレイ。従来機種に比べ記憶容量を最大1.3倍にまで高め、拡張性を向上させたほか、4Gbpsのファイバチャネルに対応しデータ転送速度を向上させた。
S1850ATでは、ディスクアレイコントローラを強化。従来機のS1800ATに比べ、データ転送速度を最大で2.2倍向上したという。また、筐体内・筐体間レプリケーション機能を容量を問わないライセンス方式に変更し、SATAディスク15基を搭載する「S1850AT用増設ディスクエンクロージャオプション」の価格も約22%値下げ。これにより、ディスクtoディスクでのバックアップ・アーカイブコストを最大60%低減させたという。
価格は、iStorage S550ベーシックパッケージが150万円から、Storage S1850ATディスクアレイ装置が170万円からとなっている。出荷開始は10月31日。
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