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組み込みのオリンパスソフトウェアと日本IBMがR&D変革で協業
日本IBMはオリンパスソフトウェアに資本参加し、開発業務に関して長期にわたる業務変革支援サービスを提供する。「R&Dイノベーション」サービスの複数年にわたるBTO契約として初めての事例。
オリンパスソフトウェアテクノロジーと日本アイ・ビー・エムは11月1日、オリンパスソフトウェアの組み込みソフトウェア開発プロセスを改革し、開発生産性の向上、および技術力の向上を目指して協業することを明らかにした。
日本IBMからオリンパスソフトウェアに業務改革を支援する専任のエンジニアが出向し、組み込みソフトウェア開発業務を支援していく。日本IBMはオリンパスソフトウェアに資本参加し、開発業務に関して長期にわたる業務変革支援サービス(BTO:ビジネス・トランスフォーメーション・アウトソーシング)を提供していくという。
オリンパスソフトウェアはオリンパスのすべてのビジネス領域(映像、医療、ライフサイエンスなど)の製品に組み込まれるソフトウェアの開発業務を担っている。増加する開発要求に対応するため、開発生産性の向上、開発者のスキル向上、開発リソースの確保による開発体制の強化が迫られていたという。
日本IBMは2006年4月、顧客の業務プロセスの変革・イノベーションを目的としたBTOサービスとして「R&Dイノベーション」サービスを発表している。今回のオリンパスソフトウェアとの契約は、「R&Dイノベーション」サービスの複数年にわたるBTO契約として初めての事例という。
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