マイクロソフトは11月9日、Windows Vista日本語版の開発が完了したと発表した。英語版と同様、11月末までに企業向けに提供し、一般向けには来年1月30日に発売する。
同社よると、Windows Vistaは日本語版と英語版を含む5カ国語版の開発が完了。来年の一般向け発売までに18言語版を提供し、英語版の開発完了から100日以内に32言語を提供。最終的には100カ国語以上でリリースするという。
過去のWindows製品でもっとも多くのβテストなどが行われ、多くのフィードバックを受けて開発を進めた結果、「過去のバージョンに比べて最も安全性や信頼性が高く、非常に高い品質と使いやすさを備えた製品を提供することが可能になった」という。
開発完了を受け、開発者向けに最終製品版を「MSDNダウンロード」などを通じ近日中に公開する予定。
Windows Vista通常版の参考価格は、基本機能に絞った「Home Basic」が2万7090円、全機能を搭載した最上位版の「Ultimate」が5万1240円など。
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