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Symantecがボット警告――パッチの適用を呼び掛け
Microsoft製品の脆弱性、Symantec製品の脆弱性を突いたスパイボットが登場。Symantecはパッチの適用を呼び掛けている。
米Symantecは11月28日、Microsoft製品の脆弱性と、Symantec Client SecurityおよびSymantec Antivirusの脆弱性を突く新たなワーム「W32.Spybot.ACYR」が出回っていると報告した。Symantec製品の脆弱性は「SYM06-010」として報告されており、2006年5月25日にパッチもダウンロード可能となっている。そのため、パッチを適用しているユーザーは、感染の心配はない。
Symantecによると、現在「.edu」ドメインでのみ、ポート2967のトラフィックが急増している。
攻撃から身を守るには、製品を最新版へアップデートし、パッチをすべて適用するようにとSymantecは呼び掛けている。何らかの理由でパッチがダウンロードできない場合は、ファイアウォールでポート2967を閉じるようアドバイスしている。
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