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ドロップシッピングで儲かるのは誰?:アフィリエイターの熱い視線(前編)(2/2 ページ)
個人のWebサイトでの収入源である、ネットショップとアフィリエイトでは、その多くのプレーヤーが苦戦を強いられている状況だ。そんな中、今年の夏ごろから第3のECと呼ばれる「ドロップシッピング」が次々と登場。多くの個人ECサイトやアフィリエイターからも熱い視線が集まっている。
メイクショップの代表取締役社長を務める向畑憲良氏は、「アフィリエイトに近いライトなものも含め、今後ドロップシッピングが増えると思われますが、ライト感覚ではアフィリエイト同様、収益も頭打ちになるでしょう。楽して必ず儲かるという商売ではないのは確かです」と指摘する。
同社はネットショップの構築の専門のプロバイダーのため、本気度の高い何千ものネットショップを支援してきた。「手軽なイメージが先行しているドロップシッピングですが、本気度や熱意の高いドロップシッパーが成功する可能性は高いでしょう」(向畑氏)
そのような厳しさもある反面、商品が無ければ始めることができなかったネットショップが、売れる売れないにかかわらず、ドロップシッピングのプログラムによって市場に参入する機会を得たことは大きなチャンスと向畑氏はいう。
今後メイクショップが目指すのは、すべてのネットショップに共通したMakeShopのECプラットフォームを提供すること。そのために、今後も各DSPとも提携関係を強め、今までネットショップを始められなかった潜在顧客層の開拓を進めていくという。
(「月刊アイティセレクト」2007年1月号のトレンドフォーカス「個人ネットショップが熱い視線 ドロップシッピングで儲かるのは誰?」より)
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