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自分ブランド支援サイトのCafePress、DDoS攻撃被害に
Tシャツやマグカップなどを自分でデザイン、サイト上に店舗を構えて販売することを支援する人気サイト「CafePress.com」が、稼ぎ時のクリスマス前にDDoS攻撃にさらされた。
自分でデザインした「自分ブランド」商品の販売を支援するサイト「CafePress.com」が、DDoS(サービス拒否)攻撃の被害に遭った。英セキュリティ企業Sophosが12月22日、報告した。
CafePressは、ユーザーが同サイト内に自分の店舗を持ち、サイトから仕入れた無地のTシャツや帽子、マグカップなどに自分のデザインをプリント、販売することを支援するサイト。CafePressは店舗のオーナーに代わり、サイトのホスティング、発注管理、支払い処理を行う。
DDoS攻撃とは、「ゾンビPC」を使って特定サイトに大量のデータパケットを送信し、アクセス不能に陥らせるもの。Sophosは今回の攻撃を、サイトへの訪問者数が増えるクリスマス直前を狙ったものと見ている。
Sophosによると、注目度の高い競馬レースの直前には、ギャンブルサイトに対するDDoS攻撃が行われるのと同様、クリスマス直前に人気オンラインショップが攻撃されるのは驚くにあたらないという。
CafePressは顧客にメールで通知するとともに、現在警察の協力を得て原因調査に当たっている。
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