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第8回 Jameleonを使ったテスト:理論的・計画的なWebアプリケーションのテストの実現(5/5 ページ)
今回から、Jameleon 3.3-M4を使ってJameleonの機能を説明していく。まずはサンプルスクリプトで行われている内容を解説した後、実際にテストスクリプトを作成してみよう。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
リスト2 作成したテストスクリプトファイル(MercuryTourSample.xml)
※Webサイトのアドレスは無効なアドレスに変えてあります。
まとめ
Jameleonはホワイトボックスのテストも可能ですが、ブラックボックスのテストツールとしてWebアプリケーションの機能テストを行うのが便利でしょう。作成したスクリプトをスモークテストとしてビルドプロセスの中に組み込むことで、ビルドのたびに最低限の品質を確認することができ、前ビルドから品質低下が起きていないかをすぐに判断することができます。
Jameleonにはまだ記録機能がありませんが、すでにSelenium用のプラグインも開発されております。Seleniumのテスト記録を利用できるようになれば、より簡単に機能テストや回帰テストの自動化が実現できるようになるでしょう。また、次の機能テストツールとして有名なQTPを使ったケースと比較してみるのもいいかもしれません。
次回はまったく同じ処理をQTPで行った場合を説明します。
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