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Second Lifeのソースコードがオープンソース化
仮想3Dワールド「Second Life」へのアクセスや、アバターのコントロールなどに使用するソフトのソースコードがオープンソース化された。
仮想3Dワールド「Second Life」を運営する米Linden Labは1月8日、ソフトウェア「Viewer」のソースコードをオープンソース化したと発表した。
Viewerは、Second Lifeの「住人」がSecond Lifeにアクセスし、「アバター」のコントロールやほかの住人との交流、物やサービスの売買などに使用するソフトウェア。Second Lifeサイトから無料でダウンロードできる。Viewerソースコードの公開により、開発者はViewerの一部変更や機能の強化などを自由に行うことができるようになる。
Linden Labは、今後もViewerの開発に携わる。Linden Lab外で開発されたViewerのコードのレビューも行い、一定の品質や安定性、セキュリティの確保に努めるが、サポートについては、Linden LabがSecond LifeのWebサイト上で配布する公式バージョンのViewerについてのみ行うとしている。
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