ウォッチガード・テクノロジージャパンは1月15日、小規模企業向けUTM(統合脅威管理)アプライアンス「Firebox X Edge e」シリーズの新OSをリリースすると発表した。併せて、ウイルス対策やWebフィルタリングなど、複数のセキュリティ機能を標準で装備したモデルを販売する。
今回新たにリリースされたEdgeシリーズ向けのOS「Edge v 8.5」では、従来対応していたWebコンテンツフィルタリングに、ウイルス対策、スパムメール対策の各機能を追加でインストールすることができるようになった。POP3、HTTP、FTP対応のプロキシ型ファイアウォール機能もサポートする。
また同社はOSのアップデートに合わせ、これらのウイルス対策、スパムメール対策、Webフィルタリングおよび1年間の保守サポートを標準で備える「Firebox X55e UTM対応モデル」を新機種としてシリーズに追加した。50人以下の小規模のユーザーを対象としている。
新OSとUTMモデルの出荷開始は2月1日から。価格は、X55eが23万4000円、X55e UTM対応モデルが30万6000円。ウォッチガードは今後1年間で3000台の販売を見込む。
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