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Windows Virtualization――マイクロソフトの最新仮想化環境Windows Server "Longhorn" 徹底研究(2/2 ページ)

Windows Server "Longhorn" に合わせ、マイクロソフトの新しい仮想化環境として登場する予定になっているのが、「Windows Virtualization」である。ハイパーバイザ型のアーキテクチャを採用した仮想化ソフトウェアをマイクロソフトが投入することで、本格的な仮想化の時代に突入する。

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βテストは今春から、製品化はLonghorn発売直後

 Windows Virtualizationはこの春からβテストが開始される予定になっている。製品化の予定としてマイクロソフトは、Longhorn出荷開始後180日以内としているが、藤本氏によると「もっと早いタイミングで公開される見込み」とのことだ。価格は無償で、フリーソフトとして公開される。

 なお、Windows Virtualizationでは、Virtual Serverから仮想ディスクの仕組みが改善され、ドライバなどの仕様も異なるが、Virtual Serverからのコンバートツールが無償で提供される。ちなみに、Windows Virtualizationでは、ゼンソースとの提携により、仮想ディスクがXenとの間で共通で利用可能になるという。

 管理機能については、前述のようにServer Coreに近い実装上に管理ツールが搭載されるが、仮想化環境をより高度に運用管理するために、マイクロソフトの運用管理ツール「System Center」ブランドの仮想化環境管理ツールが発売される予定だ。

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