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Sun黒字転換、サーバやSolarisが好調
Sun Microsystemsの10〜12月期決算は、前年同期比7%の増収。黒字転換を果たした。また、米投資会社KKRから7億ドルの出資を受けることも併せて発表した。
米Sun Microsystemsが1月23日発表した同社第2四半期(10〜12月期)の決算は、売上高は35億6600万ドルで前年同期比7%増、純利益は1億2600万ドル(1株当たり3セント)と、黒字転換を果たした。前年同期の最終損益は2億2300万ドルの赤字だった。
「Sunの今期の業績は、われわれの戦略と統制の成果の表れ」とジョナサン・シュワルツCEO。Solaris 10がより広く採用されていることに加え、SPARCおよびx64サーバの売り上げが好調だったという。
Sunはまた、米投資会社のKohlberg Kravis Roberts & Co.(KKR)から、7億ドルの出資を受けることも併せて発表した。KKRの出資は、Sunが発行する転換社債を引き受けるという形で行われる。出資に伴いKKRは、Sunの取締役を1人指名するという。
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Sun Microsystemsの7〜9月期決算は、Solarisの好調と買収による影響で増収となり、売上高は31億8900万ドル。最終損益は5600万ドルの赤字だが、前年同期と比べると赤字幅は縮小した。 - Sun、仮想化製品およびサービスを拡充
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