WebページはWebアプリへ――Liveガジェット「目標体重グラフ」レビュー:Windows Liveが魅せる次世代マッシュアップ(2/4 ページ)
Webページを作ることができればLiveガジェットを作ることは簡単だ。数個のファイルで構成されているガジェットは、Webアプリケーションの容易さを提供してくれるだけでなく、開発者とメリットをシェアするモデルも考えられているという。
このLiveガジェットの主な動作は次の通りだ。ソースを見る前に動きを覚えておこう。
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上記のリスト1で注目すべきは、Liveガジェットの名前やそのガジェットの説明、そして実際に利用するスクリプトとスタイルシート指定が定義されている点だ。このため、マニフェストファイルはこれをテンプレートにして要所を書き換えるだけでほかのLiveガジェットに応用できる。
これを受けて、プログラム本体である「WeightGadget.js」を見てみよう。大きく4分割できることが分かる。
リスト2に引用した冒頭部分では、まずガジェットの名前空間を登録し、次にコンストラクタを定義している。実行されるプログラムコードをクラスとして構成しているが、このクラスをコンストラクタとして定義する必要がある。つまり、ここが“スクリプトを実行するための肝となる部分”である。なお、定義するコンストラクタは、前述した「gadget.xml」内で定義したJavaScriptオブジェクトと同じにする必要がある。そしてinitializeBaseを呼び出し、プログラム内で使われる各種変数の設定を行っているのだ。
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続くリスト3に挙げる「initialize Method」部では、初期化が行われる。
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