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日本初のIPv6対応モバイルIP電話機を開発

三菱総研とアイピートークは世界で2例目となるIPv6対応のモバイルIP電話機を開発した。

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 三菱総合研究所とアイピートークは2月19日、日本初のIPv6対応モバイルIP電話機を開発したと発表した。

IPv6フォン
開発したIPv6対応モバイル電話機

 同機の動作は、SIPサーバ向けのオープンソースソフトウェアAsteriskのIPv6版で確認され、IPv6の国際的規格「IPv6 Ready Logo」に1月16日付けで登録された。IPv6 Ready Logoに登録されたモバイルIP電話機は、LGインド開発のKP3500と同機の2機種のみだという。

 現在主流のIPv4のアドレスは3〜5年後にも枯渇するといわれ、世界的にIPv6対応環境への移行が進められている。IP電話機がIPv6に対応することで、ほぼ全端末にグローバル固定アドレスが割り当てられ、IP電話機でも容易にP2Pアプリケーションを利用できるようになることが期待されている。

 三菱総研とアイピートークでは今後、IPv6対応モバイルIP電話機の実用化に向けた市場調査や実証実験に着手するという。

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