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Cisco、XMLセキュリティ企業を買収
Cisco Systemsが、米Reactivityを約1億3500万ドルで買収、アプリケーションネットワーキングサービス分野を強化する。
米Cisco Systemsは2月21日、米Reactivityを約1億3500万ドルで買収すると発表した。買収取引は同社の第3四半期(2〜4月期)中に完了する見通し。
Reactivityは、XMLゲートウェイの提供企業で、さまざまな規模の企業を顧客に持つ。エンタープライズソフトウェアがクライアント/サーバ型からWebを使ったサービス指向型へと移行する中、CiscoではXMLとSOAPがコミュニケーションや情報交換の事実上の標準となりつつあると見ており、Reactivityの買収は、Ciscoのアプリケーションネットワーキングサービス(ANS)ポートフォリオを補完・拡充するものとしている。
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