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MS、「Office Live」の名称めぐり訴えられる
オンラインメディア企業の米Office Liveが、Microsoftを相手取り、「Office Live」の名称をめぐる訴訟を起こした。
オンラインメディア企業の米Office Liveは2月23日、同社が米Microsoftを相手取り、「Office Live」の名称をめぐる訴訟手続きを進めていると発表した。Microsoftに対し、金銭的救済とともに「Office Live」という名称の使用差し止めを求めているという。
原告のOffice Liveは、消費者と、法律や自動車、不動産などの各分野の専門家とを結ぶサービスを提供する企業。専門家からの回答が得られるQ&Aサービスのほか、専門家に対しては、バーチャルオフィスやマーケティング支援サービスなどを提供している。2001年に「Office Live」という名称の使用を始め、2002年には商標登録を行った。
2006年10月にMicrosoftがオンラインツール「Office Live」を発表したことを受け、原告のOffice Liveは12月29日にカリフォルニア中部地区連邦地方裁判所に訴えを起こした。和解交渉の可能性を探るため訴訟手続きを保留していたが、両社間での和解は成立しなかったため、2月16日、訴訟に踏み切ったという。
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