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KCCS、RDB連携に対応したディレクトリ管理ソフトの新バージョン
京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は、OracleやDB2などのデータベース連携や本番/準備環境のデータ比較が可能な「GreenOffice Directory」の新版をリリースした。
京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は2月28日、ID管理ソフト「GreenOffice Directory」の最新版Version 3.7を発表、3月28日より販売を開始する。マスター情報の比較やRDB連携などの機能を追加した。
GreenOffice Directoryは、複数のLDAP対応ディレクトリ間のアカウントやパスワードを管理、連携するための統合ディレクトリ管理ツール。Version 3.7では、新機能として準備環境と本番環境とでアカウントのマスター情報の変更個所やアプリごとのユーザー数の増減をリスト化する機能をサポート。システム本稼働前のデータ確認を行える。
また、専用のユーザーインタフェースを通じてOracle 9i/10g、DB2といったRDBとSQLでデータ連携できるようになった。そのほか、パスワード失念時にユーザー自身でパスワードを再設定できるリマインダー機能に対応した。
GreenOffice Directory Version 3.7はWindows Server 2003 R2、Red Hat Enterprise Linux ES3で稼働する。価格は、300ユーザー時で税込み210万円から。KCCSは1年間で3億円の売り上げを見込んでいる。
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