ニュース
パケッティア、622Mbpsの広帯域に対応するWAN高速化アプライアンス
パケッティアは、最大622Mbpsまでの帯域に対応したWAN高速化アプライアンス「SkyX 750」の新モデルをリリースする。
パケッティア ジャパンは3月1日、WAN高速化アプライアンス「SkyX 750」のラインアップに、2種類の新モデルを追加した。帯域幅を広げることで最大622Mbpsまでの高速化に対応した。
SkyXは、TCPをXTP(Xpress Transport Protocol)というWAN通信に最適化した独自プロトコルに変換、かつデータ圧縮を行うことで、ストレージや災害対策サイトのデータレプリケーション用の大容量通信を高速化するアプライアンス。
新モデルはソフトウェアのアップデートにより帯域の利用率を向上させ、現行の155Mbpsから311Mbpsおよび622Mbpsの帯域まで拡張したのが特徴。25ミリ秒の遅延があるWAN回線の場合、11時間かかる100GBのデータバックアップにSkyX 750を利用すると、所要時間が26分にまで短縮されるという。
価格はオープンプライス。同社の各販売代理店から出荷される。
関連記事
- 「MSとBrocadeを味方につけた」――パケッティアがWAFSのTacitを買収
パケッティアは5月9日、WAFS(WANファイルアクセス高速化)のベンチャー企業である米Tacit Networksを買収すると発表した。Windowsシステムの広域ファイルアクセスを高速化するソリューションを手に入れた同社は、データセンターからモバイルまで幅広いアクセスサービスを提供できるとしている。 - Macnica Networks DAY2006で、Packeteerのデーブ・コーテイCEOが講演
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.