第5回 Amazon Webサービスを料理してみる:作って学ぶ、今どきのWebサービス(2/3 ページ)
Webサービスを使いこなすといっても、Web検索の機能をアプリケーションに統合するだけでは、いまいち面白みがありません。今回は、Amazon.comが提供するAmazon Webサービスを料理してみましょう。
Amazon Webサービスを使ってみよう
Amazon Webサービスは、SOAPとRESTの両方をサポートしています。RESTの方がシンプルなので、ここではREST APIを使って解説します。
Amazon Webサービスはできることが多い分、先に紹介したGoogleやYahoo!のAPIに比べて仕様が少し大きめです。とはいっても、「URLでパラメータを組み立ててHTTPのGETメソッドでアクセス、そのレスポンスをXMLで受け取る」という基本は変わりません。例えばPerl関連の書籍を探すためには、リスト1のURLでクエリを飛ばします*。すると、リスト2のようなPerl関連の書籍の情報がXMLで返ってきます。
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書籍名や著者名に加えて、商品のISBN(ASIN*)やURL、それから画像のURLなんかが入っていますね。URLパラメータを組み替えることで、在庫状況や価格などいろいろなデータも同時に取得できます。このXML文書をパースすることで、任意のキーワードに対するAmazon.co.jpの商品データを使ったアプリケーションを作ることができる、という仕組みです。何だか面白いものが作れそうな気がしてきますよね。
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このページで出てきた専門用語
リスト1のURLでクエリを飛ばします
********には登録IDを入力。
ASIN
Amazon Standard Item Numberの略で、Amazonで扱っている商品を一意に示すコードのこと。
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