クオリティは、文書データや帳票をPDFに一括して変換するPDF作成ソフト「DocuCom PDF Driver Ver.7 サーバ版」を3月より発売開始した。新バージョンではOfficeとの連携を強化した。今年度300社の導入、1億円の売り上げを見込む。
DocuComは大量のドキュメントを管理する文書管理システムや帳票システムと連携して、データをサーバ上で高速にPDF化するソフト。印刷権限などの細かいセキュリティ設定やデータサイズの大きくなる帳票変換時のオーバーレイ機能など、内部統制で必要となる文書の一元管理を支援する機能を備える。
バージョン7では、Wordとの連携強化や専用コンソールを利用してOffice文書から直接PDFを作成する機能、自動サイズ調整機能をサポートした。PDF規格は1.3、1.4、1.5に対応する。
時間当たりのPDF作成数に合わせたライセンス体系で、基本のレベル1(1000ページからまたは100ファイルから作成)が30万円。作成制限のないレベル5のライセンスは160万円、作成頻度に合わせてライセンス形態を次のレベルに移行することができる。
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