脳トレはWebアプリでもブームに――事例で知るガジェット:Windows Liveが魅せる次世代マッシュアップ(2/5 ページ)
幅広い年齢層に親しまれている脳のトレーニングゲーム。ここで紹介するガジェットはその一例だが、あなたが作った脳トレがガジェット界を制す1つになることも夢ではない。
「ブレイントレーニング」のマニフェストである「gadget.xml」はリスト1の通りだが、まずはリスト(ソース)を見る前に、このLiveガジェットの主な動作を覚えておこう。
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これまでも見てきた通り、マニフェストファイルには、そのLiveガジェットの名前と説明、実際に使用するスクリプトとスタイルシート指定が定義されている。つまり、新しいLiveガジェットを開発する際には、一から書き起こすことなく、要所を書き換えさえすれば、そのまま応用可能なテンプレートとして利用することができるというわけなのだ。
続いて、プログラム本体である「BrainTraining.js」を見ていこう。
リスト2に引用した部分では、「カウントダウン」ガジェットと同じく「setInterval関数」を利用している。(関連記事)
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開発者の永井氏は当初、「カウントダウン」開発者の齋藤氏と同じところで悩んでしまっていたのだ。
「暗算開始の処理の中で、setInterval関数で開始させた後はランダムに取得した数字を、ユーザーが選択したレベル(桁)に合わせた桁数の数字を表示していく処理をしています。ここで時間がかかったのは、最初はLiveでsetTimeout関数が使えないということを知らなかったために、なぜエラーになるのか分からなかったところです」(永井氏)
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