検索
特集

脳トレはWebアプリでもブームに――事例で知るガジェットWindows Liveが魅せる次世代マッシュアップ(2/5 ページ)

幅広い年齢層に親しまれている脳のトレーニングゲーム。ここで紹介するガジェットはその一例だが、あなたが作った脳トレがガジェット界を制す1つになることも夢ではない。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

 「ブレイントレーニング」のマニフェストである「gadget.xml」はリスト1の通りだが、まずはリスト(ソース)を見る前に、このLiveガジェットの主な動作を覚えておこう。


Levelを選択してから「Start!」ボタンをクリックすると、3、2、1と、カウントダウンが始まる

1秒ごとに数字が表示されるので、順番に暗算で足していく

「Answer?」と聞かれたら、下の解答ボックス内に答えを入力して、「Grade」ボタンをクリックしよう

真ん中に正解が表示され、記入した解答ボックスの下にはメッセージが表示される。「Start!」ボタンをクリックすることで、何回でも挑戦可能だ

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 これまでも見てきた通り、マニフェストファイルには、そのLiveガジェットの名前と説明、実際に使用するスクリプトとスタイルシート指定が定義されている。つまり、新しいLiveガジェットを開発する際には、一から書き起こすことなく、要所を書き換えさえすれば、そのまま応用可能なテンプレートとして利用することができるというわけなのだ。

 続いて、プログラム本体である「BrainTraining.js」を見ていこう。

 リスト2に引用した部分では、「カウントダウン」ガジェットと同じく「setInterval関数」を利用している。(関連記事)

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 開発者の永井氏は当初、「カウントダウン」開発者の齋藤氏と同じところで悩んでしまっていたのだ。

「暗算開始の処理の中で、setInterval関数で開始させた後はランダムに取得した数字を、ユーザーが選択したレベル(桁)に合わせた桁数の数字を表示していく処理をしています。ここで時間がかかったのは、最初はLiveでsetTimeout関数が使えないということを知らなかったために、なぜエラーになるのか分からなかったところです」(永井氏)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る