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Sun、プロセッサ事業の新部門を設立
Sun Microsystemsが、「マイクロエレクトロニクス部門」を新設。プロセッサ事業を独立の1部門とし、グローバルに事業を展開する計画。
米Sun Microsystemsは3月27日、「マイクロエレクトロニクス部門」の新設を発表した。新部門では、同社のマイクロプロセッサ「SPARC」シリーズでの経験を基に、高速ネットワーキング用チップの設計や、オープンソースの次世代マルチスレッドプロセッサなどを、世界のOEM顧客企業に対して提供するという。
新部門の責任者には、執行副社長のデビッド・イェン氏が就任する。イェン氏は、SPARC搭載サーバのラインアップ刷新、UltraSPARC T1プロセッサのリリースなどに貢献してきた人物。直近では同社のストレージ事業の責任者を務めている。
イェン氏の後任としてストレージ事業を率いるのはジョン・ベンソン上級副社長。ベンソン氏はストレージ業界に20年の経験を持ち、最近はエンジニアリング担当副社長としてバーチャルストレージおよびテープソリューション事業を統括していた。イェン氏、ベンソン氏ともに、ジョナサン・シュワルツCEOの直属となる。
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