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日本ユニシス、ネットマークスの業績下方修正でTOB期間を延長

日本ユニシスは4月10日、ネットマークスの株式公開買い付け期間を5月末まで延長することを発表した。

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 日本ユニシスは4月10日、ネットマークスの株式の公開買い付け(TOB)の期間を延長することを発表した。この措置は、ネットマークスによる2006年度通期(2006年4月1日〜2007年3月31日)の業績予想の下方修正を受けてのもの。TOBの期限を当初の4月12日から5月31日に延長する。

 日本ユニシスは2月28日にICT事業強化を目的としたネットマークス株のTOBによる取得を発表し、3月5日より買い付けを開始していた(関連記事)。その後ネットマークスが4月10日付けで2006年度の業績予想の売上高および利益予想を下方修正することを発表、2月2日時点での通期の業績予想より4億3900万円の特別損失を計上している。この特別損失のうち、不採算事業の資産整理損が2億4800万円となっている。売上高は前回予想の404億円から339億円に修正された。

 ユニシスは、「ネットマークスの業績修正によるTOBへの影響、および株主への周知や応募判断のために期間を設けることが重要」と判断、当初の4月12日までの28営業日のほぼ倍となる60営業日を設け、5月31日まで買い付け期間を延長した。

 同社は、ネットマークス買収によりソリューション提供力を強化していく方針には変更はないとしている。

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