世界最大のフラッシュメモリソリューション専業プロバイダーであるSpansionと、DRAMソリューションのリーディングサプライヤーである、キマンダは4月12日、戦略的供給契約の締結を発表した。
この契約の条件に基づき、キマンダは、低消費電力PSRAM(CellularRAM)とモバイルRAMデバイスをKGD(Known Good Die)でSpansionに供給し、SpansionはこれらをMCPソリューションに使用する。「KGD」とはウェハの状態ですべてのDie性能および品質テストをキマンダ側で行ったもの。供給されたモバイルRAMは、SpansionフラッシュメモリとともにコンパクトMCPとしてスタックされる。
64Mバイトと128MバイトのCellularRAMをスタックしたMCPソリューションは、すでにSpansionから量産出荷されている。よりメモリ容量の大きい製品やDouble Data Rate (DDR)Mobile-RAMベースの製品は、2007年後半の製品化が計画されている。
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