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携帯電話から社内システムを管理できる「HIPCHECK」を発売、日本SCO
日本SCOは、Windows Mobileの携帯電話で社内システムを管理することができるHIPCHECKサービスを開始する。
日本SCOは4月16日、Windows Mobile OSを搭載する携帯電話からWindowsサーバやUNIXサーバ、PCシステムを管理することができる「HIPCHECK」サービスを5月1日から開始すると発表した。
HIPCHECKは、企業のIT管理者がWindowsとUNIXシステムの状況を24時間体制で予防的に継続監視・対応ができるようになる。事前に警告のしきい値を設定することで、現状の値がしきい値が到達するとショートメッセージやメールで管理者に通知する。管理者は、Windows Mobileの携帯電話から必要な処置を行うことができる。
同サービスは、監視対象のシステムにインストールする「エージェント」、監視と操作を行うWindows Mobile 5.0携帯電話とWindowsデスクトップ用ユーザーインタフェースの「クライアント」、中継サーバ用ソフト「モバイルサーバ」の3つのコンポーネントで構成されている。
利用料金は、ユーザー数や監視対象システム数、期間によって異なるが、標準的な価格は、監視対象1システム当たり月額1500〜2800円(税別)になるという。また、14日間の試用版も提供する。
監視対象にできる主な項目は以下の通り。
- HDD使用状況と使用可能な空きディスクスペース、およびファイルシステム
- ディスクスペースが事前設定のしきい値以下の場合の警告の受け取り
- プロセスの表示、監視および停止
- すべてのサービスの監視、始動、停止および再始動
- 再開、保留、取り消し機能付プリントジョブ状況の監視
- ユーザーの監視、ユーザーID、パスワード、およびアカウントアクセスの制御
- システムやデータベース、ERPのような重要なアプリケーションが出力するログの監視
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