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NTTデータ、携帯アプリを使ったワンタイムパスワードをインターネットバンキングに提供

NTTデータは、国内で初めて携帯電話アプリを使用してワンタイムパスワードの発生、利用ができるサービスを個人向けインターネットバンキングに提供する。

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 NTTデータは、国内で初めて携帯電話アプリを使用してワンタイムパスワードの発生と利用ができるサービスを、5月から個人向けインターネットバンキングで提供する。

 このサービスは、NTTデータが約80の金融機関に提供する個人向けインターネットバンキングのASPサービス「ANSER-WEB」での不正取引を防止するセキュリティ強化策として実施する。ワンタイムパスワード認証は、パスワード発生の専用ハードウェアを利用者へ配布する必要があったが、新方式では利用者が専用アプリを携帯電話にダウンロードするだけで利用できる。


認証フロー

 利用者は、IDとパスワードにワンタイムパスワードを組み合わせて、さらに安全なバンキングを行うことができる。また、金融機関ではワンタイムパスワードサービスを低コストで導入・運用できるメリットがあるという。

 6月までに岩手銀行と京都銀行、紀陽銀行インターネット支店、

関西アーバン銀行、京都信用金庫が導入するほか、2007年度内に荘内銀行、静岡銀行、愛知銀行、名古屋銀行、みなと銀行でも導入する。NTTデータでは、今後3年間で約30の金融機関への導入を見込んでいる。

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