SANS Internet Storm Centerは5月8日、殺し屋からの殺人予告を装ったメール、通称「419 death threat」が出回っていると警告した。
バリエーションは幾つもあるが、要約すると「俺はお前を殺すよう、金で契約を結んだ。お前には会ったことはないが、特徴や個人情報、連絡先、写真は入手している。俺の部下が常にお前を見張り、殺人の指示を待っている。警察は何もしてくれない。警察に連絡を取ろうとしたら、即座に殺す。電話も盗聴している。唯一生き残る道は、このメッセージを受け取ってから24時間以内に俺に連絡を取ることだ」というもの。
リアリティのある長い文面もあれば、短いものもあるという。
SANSはとにかく「返信しないこと」と呼び掛けている。返信しなければ今後も単にスパムが送信されてくるだけだが、返信してしまうと無視するのが非常に難しくなってしまう。
SANSはまた、偽脅迫メールを受け取った場合、プロバイダーへ通報する、法的機関(米国内であればFBIなど)に通報することも推奨している。
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